当ゼミについて
「総合的に発達した魅力ある人間」づくり
指導教授の駒澤大学における主要担当科目は「アメリカ経済論」ですが,ゼミ生にはこの科目の領域を学習することは求められていません。 その理由は,青年期にはやりたいことが変わり得るもの,将来の希望進路は変化し得るもの,との認識があるからです。ゼミ生は,指導教授の研究スタイルからヒントとなるものをつかみながら,各自が自分自身にとって最もふさわしい形と,無理のない範囲での最大スピードで,学習も,研究も,人生経験も積むことが期待されています。
「基礎はしっかり,研究は自由に」
アメリカの大学,とくにシカゴ大学の教育方式をモデルとして,このゼミは運営されています。 ゼミ生は,青年期の人間ならやってみたいと思うようなあらゆる活動を行って,「総合的に発達した魅力ある人間」に一人ひとりが成長していくことを目標に,活気あるゼミ活動がおこなわれています。 そのためゼミでは,「基礎はしっかり,研究は自由に」 のスローガンのもと,各学年とも,定例の本ゼミでは学年相応の基礎学習をしっかりとおこなうとともに,あわせて自由研究のサブゼミを学年をこえて結成し,楽しく活動しています。
行動指針
大学の使命は 「将来は社会の指導者になり得る者を育成するところにある」 との認識から,すべてのゼミ生が指導者としての心得をもつように,以下のことを行動の指針としています。
- ・きたるべき者は,しかるべき時,しかるべき場所に,必ずきている (他人の信頼をえるための最も基礎的な条件)。
- ・「知らない,できない,(どうしていいか) わからない」 の 三つの 「ない」 をいわない。 (もちろん知らない,できない,わからないことは多々あろうが 「知らない」,「できない」,「わからない」 という前に,「調べる」,「考える」,「やってみる」 と心得る)
- ・つねに一歩先のことを見すえながら考え,行動する (たとえば今回集まっているとき,すでに次回の集まりのことを考えている,など)。
- ・つねに他人のこと,全員のことを配慮しながら考え,行動する (まず自分の都合からモノをいうようではいけない)。
- ・つねに元気でいる (指導者の姿勢が全員の姿勢を左右するのだから)。
ゼミでは,必要とあれば,いつでも,だれもがゼミ長のような指導的立場にたって行動できるように,上記の諸項目すべてを全員が常日ごろから心がけています。
ゼミ長あいさつ
【33期ゼミ長 難波亮太】
初めまして33期ゼミ長の難波亮太です。OBOGの皆さま、HPをご覧の方をはじめ、いつも温かいご支援・ご指導ありがとうございます。
私たち33期生は現在就職活動という人生において大変重要な時期に直面し、日々「社会」という体験したこともない空気の中に飛び込んでいっております。この活動は本当に大変で、苦しいことばかりです。しかし、改めて自分自身と向き合うことができ、新たな自分を知ることができました。また、この苦しみを互いに助け合えている同期との絆はさらに深いものとなるなど強ち悪いことばかりでもありません。自分の将来を決める大切な局面をあともう一息頑張っていきます。
最後になりますが、これからも伝統ある瀬戸岡ゼミの一員として一生懸命取り組んでいく所存です。OBOGの皆さま方また秋に開かれるOBOG会にてお会いできることを楽しみにしております。
【34期ゼミ長 玉田卓也】
はじめまして、瀬戸岡ゼミ34期ゼミ長の玉田卓也です。わたしたち瀬戸岡ゼミ34期生がゼミに入って早いもので1年数カ月が経ちました。
3年生という立場で迎えた富浦3泊4日の春合宿では、『資本論』を教科書に勉強してきました。今回の合宿も去年同様に3年生を中心に全体として春合宿やってよかったと胸を張って言える合宿にすることができました。また、春合宿の勉強会を通して34期生全員が教わる立場から教えていく立場になったことを自覚し、先輩としての責任感を持ち始めたように感じます。現在では、33期生と34期生が一緒になって8班に分かれてそれぞれサブゼミ活動を行っています。今年のサブゼミ活動の特徴は、去年以上に瀬戸岡ゼミ全体としての絆が強いように感じています。特に34期生だけでも1年間苦楽を共に過ごしてきたこともあって信頼関係など絆がとても強くなりました。
34期生は、間近に就職活動が控えています。不安もありますが絆を大切にしながら全員で支えあって乗り越えていきます。
【35期ゼミ長 村西源太】

35期ゼミ長の村西源太です。私たち35期は、総勢44名で明るく活発に活動しています。ゼミ生となり初めての春合宿ではマルクスの『資本論』について学習し、資本主義の起源と仕組み、その後の展望について深い理解を得ました。さらに、2カ月に及ぶ班活動により責任と協調性を学び、素晴らしい先輩方と同期の仲間たちに出会いました。
春合宿を終え、私たち35期での活動が本格化しましたが、まだまだ未熟であり、課題は多く残されています。秋からは新入生も入り、先輩として後輩を指導していく立場となります。日々のゼミ活動において、先生や先輩方はもちろん、卒業生の方々からも多くのことを学び、一歩一歩成長していきたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
私たち35期は、自らの春合宿がそうであったように、新入生にとっても実りある、最高の春合宿になることを目標としています。より一層の努力を重ね、懸命に活動してまいりますので、私たち35期を是非、よろしくお願い致します。